全日本中堅と優勝候補はあまり差はない?

一見差はあまりないけど

努力量は大分違います。
実際に中堅レベルの有段者と、全国優勝候補の高段者が対局すると…
実は意外と僅差の打ちあいになります。

じゃあ何が違うか??
中~終盤にかかる難度の高い局面の精度ですかね?

オセロは中盤力とよく言われますが、
中堅レベルの有段者になると、中盤の読みも大分正確になってきます。
だから、差が出やすいのは、おおよそ40手目辺り。

どこぞのオセラーは魔の40手目とも言うらしい。

なんでここで差が出やすいのか?
これも中盤の時間の使い方によるものだと思います。
中堅と高段を比較すると、高段の方が中盤の時間の使い方が上手い!

中堅レベルだとどうしても、中盤で時間を使い過ぎてしまう傾向にあるんです。
結果40手目に差し掛かる頃には、残り5分を切ってたりとかで焦ります。

選択肢も多く、終局までも遠いため、
読み切るのも難しい40手目付近。
この辺を、時間がないからと、浅い読みで打ってしまうと、

そこで逆転!
高段「キターーーーーー\(^o^)/ーーーーー」
なんて脳内ファンファーレを鳴らされるのは、よくある話なんです。

高段は中盤をどのように打っているのか?ですが・・・
読む時間は中堅より短いです。
これは読む頭の処理能力もあるのですが、

経験値の方がウエイトが大きいんです。
中盤は多種多様とは言え、
このような石の配置の時は、大体こう打てば不利にはなりにくい!
高段はそれを暗記するくらいに何度も練習しているのです。

中盤って多少緩い手打っても、終盤ほどダメージはないのです。
だから高段はあまり迷わない。
第一感で決めた手をサクっと打ってくる。

もちろんこれをやるためには、
王道はないです。地道な努力が必要です。

期待を裏切る様な結末で申し訳ないが、
だからこそ高段が価値ある段位なんですよ♪

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