難易度不明・問題No.12
貴方は黒の立場です。
完全偶数理論ですが黒勝てるのでしょうか?
終局まで読みが必要です。
正解
「>>」を押すと正解が表示されます。
答え 黒b1→白a1→黒g2→白h2→黒g1→白h1→黒g7→白h7 で黒2石勝ち
(難易度★★★★★★★★) 正解手順は少し下にあります。
この問題は管理人がゼブラと対局してた時に現れ(私は白)、モラッタァァ!!と思ったのですが…
33-31で黒で黒の勝ちです。
( ̄д ̄;)ハ?
今回の解答はおそらく第一感であろう、g2から検討してみましょう。
g2に打つとブラックラインが通るため、h1を取り一気に黒取れる!&右下の連打狙い!
と思うかも知れません。
しかし、ここで白b1と打つことで、ブラックラインは斬れ、
しかも黒h7→g7の連打が出来なくなります。
(白b1(ライン斬り、黒h7消去)
「ってかここの白番を問題にした方が良くね?」って突っ込みはナシで (爆)
これで黒は連打狙いであったh7は打つことができず、
g7、h7の2マス空きは黒g7→白h7形で確定します。(いつ打っても同じになる)
a1は黒しか打てないですが、右上の3マス空きに黒が打てないので、
結局逆偶数は成立せず、黒a1→白h1となります。
白h1後、黒g1で1行ぶち抜きますが、
白h2も大量取りで、最後のg7、h72マス空きも白に手どまりを打たれ、
黒2石負けになります。
また、白h1後、黒h2に打つと、
白にg1取られた後、黒h7→g7と連打出来るのですが、 2石足りません!
頑張ったのに残念でした(笑)
ちなみに初手黒g2の後白b1を見落とし、白h2(置き打ち連打という筋)に打つと、
黒g7→白a1→黒h7→白b1→黒h1→白g1 と進んで引き分けになります。
伏せ石に負けて相手に白を取られた場合は引分勝ち \(^O^)/ワーイ
では、正解のb1ですが…
黒b1→白a1(指定)で下図のようになります。
白a1によりd4が白になり、Cライン(b6-f2)が白で通るところがポイント。
(黒g1とすればCラインを抜けるw)
ただし次黒g1では足りません。
一旦黒g2とします。
b1は既に埋まっているので、白ブラックラインを斬れません。
ここで白にはg1とh2の二択になりますが g1とすると、
黒h1→白h2の交換後、g列が白一色のため
最後黒がg7→h7と連打で勝てます(4石勝ち)。
なので白はh2に来るでしょう。
これで6石取られますが、先ほど述べたC列抜きが出来るg1で大量に取れる!
対する白はh1.これが1石しか取れず、
次の黒g7が大量→最後白h7も1石となり、
結果33-31黒勝ちです。
以上、解答でした。
この問題が出来ろとは言いませんが、重要なところは押さえておいた方がいいですね。
黒は偶数理論にはまると苦しいですが…
「黒大量→白手どまり少量」を繰り返すと意外にも勝てます♪
実戦でこの盤面に出くわしたら??
出くわさないのでご心配なくww
出くわす前に中盤で安定して勝てるように修行しましょう (爆)
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