上級者向け・問題No.6

黒番
管理人が大会で経験した局面そのもの。
最低3手読みましょう。
勝ちを確信するためには11手程度。
正解
「>>」を押すと正解が表示されます。
答え 黒h8→白g8→c1 (これで白偶数理論を上手く活かせない)
更に、白g2→黒d1→白b1→黒h1→白g1→黒a1→白b2→黒b7
まずは局面を見て何を考えるか?
左上は白から打てない5マス空きだけど、
これを最後まで温存するのは不可能です。
その理由は、まず右上の3マス空き。
このままでは黒先着→白打つ→黒手どまりが不可能なこと。
これを実現するためには黒g2に打てるようにしないといけない。
しかしそれには、先に述べた白から打てない左上5マス空きに打たないといけなくなる。
他に右下は2マス空き(黒h8→白g8はほぼお約束)
左下は4マス空き。
どう打っても白に手どまりを打たれる。
そんなわけで、黒初手は左上の白から打てない5マス空きに打たないといけない。
自ら逆偶数理論を潰す勇気が必要。
いやぁー例外って多いですねオセロは(笑)
逆偶数を潰したため、白に手どまりを打たれる可能性が高く、
黒は出来る限り、石数を守る必要がある。
そこで狙うべきなのはc1。
これで左上の5マス空きは、d1天王山と、3マス空きに変わる。
この3マス空き、最後まで進んでいくと白から先着ですが、
実はどこに打っても効果的ではない。
一番良さげに見えるc1ですが、b列が白連続なので、黒g1でウイング化させてもb2に打てない。
しかし、初手いきなりc1ではダメ。
打ってしまうと、白c8が置き打ちになるから。
これを防ぐには、まず黒h8→白g8の交換が必要!
これで黒c1に打っても、白はc8が打てないです。
戦いは盤面上側へ
先に述べたように、左上3マス空きは白有効打ではなく、右上から打つことになる。
その流れは白g2→黒d1→白b1→黒h1→白g1→黒a1→白b2
ここが一本筋になる。
これで黒はh列、a列、1行を確定石にすることができた。
ここまでの局面を描ければあとは簡単。
次はb7でb列を打ち抜こう。勝負ありです。
実戦ではσ(・・)黒持ち。
ちょっと手順変わりましたが無難に読み切れました('-')ノ
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