爆弾がある場合のTOF
ここで紹介するのは、X打ちした場所に隣接する2つの辺、
ここがブロックと爆弾形の場合におけるTOFの打ち方です。
爆弾には、自石が内側にあるものと、外側にあるものの2種類に分かれる。
またブロックも通常ブロックとピュアブロックに分かれる。
全部で4通りのパターンがあるんです。
このなかでTOFを成立させられるもの、
より安定形で成立させられるもの
不成立なものを先に区別します。
其々について、実際に打ってみましょうか。
相手のピュアブロックがあれば、基本的にTOFは成立します。
実際に打ってみると分かる。
黒b7に打った時点で返した石はc6のみですね。
これは下側が白ピュアブロックなので、黒b7後、c7方面の石は取らなくて済みます。
その結果、黒b8打つ際はc7を取ることになるので、4マス空き中3マス取ることが可能です。
こちらは左辺の爆弾が自色内側のケース。
こちらは黒はより有利である。その理由もここで。。
このケースは2つ紹介します。
TOFの失敗例において、C打ち付け手をした後に、
再度ラインを通してしまうと、相手が隅に打ったときにコチラは手どまりが打てなくなり壊滅。
という例を示しました。
それと打ち方は一緒なのですが、
今回は左辺が自石内側爆弾形、つまり相手石が外にあるため、
この石を取ることで手どまりを打つことが可能になります。
その分失敗しにくい。
もう一つ、
この形はX打ちによってラインが通らなくても良い!
いや、むしろ強力です。
↑のように、白が隅に取ってきた場合、
a7に打てば爆弾外部にある相手の白のみを取るので、このままb8は黒の余裕手になります。
しかも、1辺は相手に献上する通常TOFに対して、
こちらは2辺共相手の石中に潜り込むので、最終的な確定石もよく増える。
今度は下辺がピュアではなく、通常のブロック。
さらに爆弾は自分の石が外側にある場合です。
このような場合は、b7後に黒b8もa7も打てなくなってしまいます。
よって黒から手を出せない3マス空きとなってしまい、
白に奇数空きに先着されてしまうので失敗です。
下辺がピュアではない普通のブロックだが、
左辺が自石が内側にある爆弾の場合はこうなる。
下辺がブロックの状態で黒b7に打つと…
c7も取ってしまうので、これで黒は次にb8に打てなくなる。
しかし白が外側にある爆弾のおかげで、黒a7は打つことができる。
これで白は隅に打ってきたならば、残る1マスに手どまりが打てます。
一応この4パターンが代表的。
最初は慣れにくいが、これは盤面を暗記するのではなく、ちゃんと理由づけで覚えた方が確実('-')ノ
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