爆弾形招待は相手に強制力を与える?

爆弾形招待の手の応手は、「爆弾化」 or 「C打ち」のどちらかを選択することに。

辺の攻防の一つとして、
相手に「爆弾形形成」もしくは「片方C打ち形」の招待を行う手があります。
相手が上の2種のいずれかにしなければ、
コチラが辺を確保する代わりに手数を貰っていくという、択一を迫れるものです。

辺の作り方・爆弾の作り方は…
①片方がA打ち、もしくはB打ち。
②他方が付け手、もしくは1マス空き付け手。
③爆弾の招待をする。
④爆弾化する。

こんな流れでした。
ここで大事なのは、③→④の過程。
実は爆弾の招待を”された方”は爆弾形にするか、C打ちをするか、
大体この2択に迫られます。
→放置するという選択肢もある。しかし相手に辺で手数稼がれることが多く悪手のケースが多い。

辺の作り方・爆弾で紹介した、
パターン1 最初にA打ち、相手が”1マス空き付け手”のケースで見てみましょう。
↓これですね。

白c1による「爆弾の招待」の手ですね。
この後黒はe1と打ち、爆弾にしました。
実はこの黒の手、わりと強制力があります。
このように爆弾にするか、もう一つはC打ちする方法もアリです。

C打ちするとこうなります。
当サイトでは片方C打ち形と呼んでます。

白c1による爆弾招待のあと、爆弾化ではなくC打ちすれば良い。
これで片方C打ち形になります。
ただ爆弾よりも、片方C打ち形をした方が、形成上やや不利になりやすいので、
出来れば爆弾にした方が良い場合が多い。

白c1が爆弾招待の手ですが、
この次黒が種石が無いなどと言う理由でe1、つまり爆弾に出来ないケースもある。
(詳しくは中級で紹介。 この場合白のc1が好手であることが多い。)
そんな時はC打ちする場合も出てくる。

ここで爆弾化もC打ちも無視するとどうなるか?
こうなると思う。

爆弾招待に対し、爆弾化もC打ちも放置すると、
このように次に辺を確保することで手数を稼がれるので不利になりやすい。
よって、どちらかの対応をしないといけない場合が多いんです。


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