C打ち→X打ち型のTOF

相手がすぐに隅を取らなかったら・・・

追撃してやろう\(^0^)/・・・的な手筋。
相手のブロックやウイングに対してC打ちで付け手して
隅打ちを迫る手については相手に隅を取らせるC打ちで紹介しましたね。

ここでは相手のウイングを狙っていく筋を紹介する。

相手は隅を取ってくるのですが・・・
取らない場合もある!

例えばこんな局面
貴方は黒の立場です。

オセロ・C→Xと打つTOF
      TOF発動条件

条件というか…
通常のTOFは、
少なくても片方の中辺が相手色で連続(=ピュアブロック)である必要がありました。

ここで紹介する手筋は、赤枠のように、
いずれの辺も自分の石が紛れている場合に使える打ち方です。
紛れてない場合は通常のTOFの方が効果的です。

相手の辺はウイング-ウイング、もしくはウイング-ブロック、ウイング-3マス確保など…
片方はウイングであることが望ましい。(青枠
どちらかというと、相手の対応によります。

相手が即座に隅を取ってくるか、あるいは敬遠するか?
ここで重要なのは後者
です。

もしここで白がa8に打ってきた場合は、
最初の想定通り・・・

黒はa7に潜ればOK。
左下は白に手どまりを打たれるけど、黒a1を余裕手にすることは出来ました。

ただ、この手の局面。
中級者でもTOFを知らない人は結構居てですね…
白が迷った結果、a8を拒否した場合は・・・

このようにX打ちで追撃しよう。
こうすれば白に対して、2マス空きのところに隅打ちを迫ることが出来ます。

ただ、この手筋、要注意すべき点が一つ。
黒b7に打つ時、ラインは絶対通してはならない。
通すとどうなるか…
TOFの失敗例、ここの③と同じ絶望を味わえます。w

黒b8に対して白が即座にa8取ってきた場合は、
黒a7に打てるものの、b7は白に取られてしまうのですが、

今回のように白が隅をためらい、他の箇所に打った場合、
X打ちもかましてしまえば、白がa8に打った後、黒のa7を手どまりとすることが出来ます。
まあ、相手の対応次第になるんですがね。
割と戸惑う人は多いと思います。

ちなみにこの局面、黒b7で追撃しましたが・・・
黒f8と辺確保にするのはどうよ?って思いませんか?

実際は局面によってどちらが良いか変わってきます。
今回は黒f8に打つと、ピュアウイングになるんですね。
次の白g7が厄介なので、ここはb7!
と今回はそう判断すればOK。

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