ブロック狙いX打ち
ただし同じような手順で打っても、ウイング狙いX打ちとは異なり、
X打ちを仕掛けた側は隅を取ることができません。相手だけが隅を取ってしまう。
その分、ブロック狙いX打ちの方が、ウイング狙いX打ちに比べて
威力が落ちる場合が多いです。
つまりブロック狙いX打ちの目的は、完全に手数を確実に稼ぐことになります。
では早速…貴方は黒の立場です。
もしここで白番だとすれば、白はb2、b7の嫌々X打ちしか打てる場所がありません。
でもここで黒は下側の白壁を崩してしまうと、白を手詰まりに出来なくなってしまいます。
何としても白番にさせたいところです。
黒番
このような場合にブロック狙いX打ちが有効打になり得ます。
このような流れで、白にa1を献上しますが、左上の3マス空きに
黒から打ち、白が隅を取り、黒で手どまり。
これで白に手を渡すことができました。
今回は「もし白番であれば詰められるからブロック狙いX打ちをしよう!」
という目的で話を進めましたが、
何も詰められる時だけとは限りません。
ここでもし相手ならば、非常に打ちにくいだろうなーとか
逆に、ここで手数を稼がないと自分が詰んでしまいそうと言うピンチ脱出
の場合にも使える技です。
色々な場面で使えるのですが、これだけは頭にブチ込んでおこう
①奇数空き(3マス空きが多い)へのX打ちは手数を稼げるという点で有効である。
②1手の損得は、オセロではかなーり重要!
この時点で、初心者が打つ自殺行為のX打ちよりも
精度が高いX打ちを貴方は身に付けたことになるのですよ~(。・ω・。)ノ
自信もってね☆
あ、そうそう、
今回のブロック狙いに限らず、ウイング狙いでも、この後に出てくる爆弾狙いX打ちでも、
この手数を稼ぐという考え方はとても強力です♪
では、ブロック狙いX打ちにも、打ってはならないケースがあります。
例のウイング狙いX打ちと言い、何となくもうお察しかも知れませんがね。
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