(中辺)一色連打
ウイング狙いX打ちってありましたよね。
初級者向けでやったやつ。
これに対して隅を取ると、
Cに潜られて相手にも隅を取られてしまう。
ってところまではもう把握してますよね??
このような流れになります。
では、上の盤面を「<<」で一旦戻していただき、
白がg7とした局面。
貴方は黒の立場です。
よーく睨んでくださいな。何か見えませんか?
正解は・・・
白g7後、黒すぐにh8ではなく、先にb6。
b6後に黒h8打つと、次のような流れになります。
白g8に潜れませんね。
つまり黒がh8、g8と連打出来るんですよ。
この差はとてつもなく大きいですよ? 勝負がほぼ決します。
白g7→黒h8→白g8だと、手数差は黒から見て-1、しかも白にa8を余裕手とされる。
白g7→黒h8→黒g8だと、手数差は黒から見て+1、しかも白はa8に打てない。
実質2手以上の差があるんです。
このような連打ですが…
白g7後 黒b6後
この局面だと、白にg8を打たせなければいい。
黒h8に打つことでg7を黒にするのは分かりますね?
ってことは、それより上に連続しているg6、g5、g4の3石、これが全て黒であれば、
白はg8に打てるための種がないので打てなくなります。
左図の状態だとg6が白なので、
このまま黒h8に打ってしまうと、白にg8打たれてしまいます。
そこでb6に打つことで、g6を黒にして、黒h8後に白のg8が打てない状況を作り出したんですよ。
これが一色連打て言ったりする。
あまりメジャーな用語ではないけどね。
黒b6後、一番上のやり取りでは白d1としましたが、
黒の一色連打を恐れて例えば白g3としても・・・
無駄なんですねー
g列が白で連続なので、
黒はg8から打てば、h8も連打できます。
と、言うことで・・・
相手にウイング狙いX打ちをかまされても、
本講のように連打に持ち込める場合があるかも知れないので、
X打ちされても諦めたらダメですよ。
逆にX打ちする場合は、こういう危険性がないか、慎重になるべきである。
ぶっちゃけ、有段者は相手にX打ちされると、このような連打出来る機会をずっと睨んでます(怖w)
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