上級者向け・問題No.3
「>>」で1手進めてください。
貴方は白の立場です。
黒b8とした局面。9手くらい読んでください。
ってほぼ終局までですよね(笑)
正解
「>>」を押すと正解が表示されます。
答え
白c8→黒h8→白h2→黒e1→白c1→黒a2→白a1→黒b2→白b1またはh7
(最後の白b1またはh7は、どちらでも同じ石数)
この盤面で考えたいことは、
①黒が将来的に上辺に打ちc2の白を取ることでc2-g6のCラインが通ること。
②白c8によって黒に半強制h8&7行中辺が白で通ること。
そして白h2後h7の潜り攻撃ができること。
つまり白h2→h7→g7と連打が実現する。
④白はh列は絶対もぎ取りたい。
⑤黒はb7→白a8→黒c8(潜り)を狙っていること。
こんな感じではないでしょうか?
ここでは白c8とすることで、7行中辺が白で通り、黒g7に着手不可能になります。
あとは白h2→h7と潜り攻撃をかますのですが、c2の白石が厄介な邪魔石。
そのまま打つと、斜めも取ってしまい、黒にg7手どまりを打たれます。
まずは、白c8→黒h8→白h2として、黒に手を渡します。
黒はc2の白を決して黒にしてはならぬ!
とビクビクするでしょう(笑)
白h2の次は黒e1くらいしかありません。
ここでさらに白c1です。
これで黒a2 or b7しかなくなってしまいます。
白左辺を確定石に出来ます。
これでついにc2-g6のCラインが黒で貫きます。
白h7→g7と連打です!
ただ、黒もb2→b1と連打することになる。
でも取る石の数は白の方が圧倒的多いですね('-')ノ
これで最後左下も手どまりでしっかり石稼いで、12石勝ちできます。
ちなみに、初手e1だと…
黒がc8先着→白半強制a8→黒b7と手どまり打たれ、
打ちにくい偶数理論形になってしまいます。
白g7は打てないし、先にh2に打つと、黒に左下の手どまり持って行かれます。
かと言って、黒b7後、白b2とすると
黒a1のあと、白左上のどこに打っても最後黒に連打されます。
(2行が白で通り黒a2→b1と打つ) 結果、引き分けとなります。
もう一つ、初手白h2とすると
黒g7なんて妙手がある。
これで白c8が余裕手になるのですが、
左下は黒に手どまり打たれ、白はc8を取ることになります。(これで白b7に打てなくなる)
白a8に打つことは出来るが、上辺は黒に取られてしまい、b7にも潜られて、かなり紛れます。
両者最善で引き分けだけど…まあ無理でしょう(笑)
参考:
双方C打ちの穴に打つ。
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