双方C-ウイングを狙うX打ち
強制力のあるウイング狙いX打ち。
ウイングに対してX打ちを行うと、
(失敗版を除けば)基本的に相手は隅が取りづらくなりますよね。
相手が隅を取ってくれれば、こちらはC打ちで潜り込み、反対の隅が余裕手になるのですが、
相手が隅をそう簡単には取ってくれません。
これは強制力が無いからです。(参考:ウイング狙いX打ち)
しかしここで紹介するのは、強制力のあるX打ちです。
相手がウイングと双方C打ちを作った決まった形の時のみ発動できます。
こんな局面
黒番です。
図1 黒番
ここで黒3手読みで強制力のある手を打つのですが・・・
こんな条件が必要です。
図2 X打ち条件
まずは相手がウイングを作っていること。
さらに隣の辺(ウイングを攻める側)が双方C打ち形であること。(3:2型でもOK)
双方C打ちは自色がウイングの攻める側にある必要があります。
斜めラインは、自分がX打ちした時に、通っていること!
これが通って無い場合、相手は即座にa1に打ってきます。
片方の隅は取れるけど、手数で損をするので、威力はさほどないです。
あとは、打つのみ!
図3 黒b2
→
図4 白g5 ライン斬り
→
図5 黒a3 白a1強制
→
図6 白a1
→
図7 黒b1 潜る、h1余裕手
打ち方は何となくTOFにも似てます。
X打ちでラインを通し、隅付近を3マス空きにしつつ、相手にライン斬らせて
3マス空きに先着する打ち方。
だけどTOFには強制力がないですからね。
こちらは、図5のように双方Cの穴に打たれたら、
相手は隅を取らざるをいけなくなる場合が多いです。
発動条件見てると、起こり得なさそうに見えて、
意外と出くわす可能性があります。
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