付け手→中辺打ちの連続技
相手が辺を確保している場合に、割と使える手筋。
なんか条件厳しそうに見えて、結構高頻度で現れるので、ぜひ使えるようにしてほしい!
こんな局面
貴方は白の立場です。
ちょっと考えてみてくださいね。
白番
正解から先に言うと・・・
白a6に打ち、黒a7で辺確保させた後白b6です。
ここ以外に白あまり良い手が無く、
出来れば黒に手を渡したいものです。
上図のように辺で手数稼ぐことで黒に手を渡すことが出来ます。
ではでは・・・
上で示した一連の手筋
どういう条件の時に打てるのか、よく把握しておこう。
付け手→中辺打ちの条件
まずは
黒が辺を確保していること。
付け手をするには、相手の辺確保が前提ですからね。
次の条件は、
こちらが付け手したあと、連続して一つ内側にも打てる状態であること。
上図で言えば、白a6に打った状態でb6にも打てるかどうかです。
今回の場合はちゃんと打てますね。
一つ内側に打つ手が悪手になる場合は、最初の付け手自体行ってはいけないです。
一応この2つを満たしていれば、打つことは可能なのですが・・・
更に次の事項を満たしていると好手となります。
逆に満たしていないと悪手にもなります。
文章でうまく表現できないので、盤面で紹介しますね。
①白・付け手→②黒・辺確保→③白・中辺打ち
このあと、黒c7に打てるようになってしまいます。
これでは黒に手を渡せなくなるので、威力が落ちます。
こんな場合どうですか?
先ほどと同じように打つとどうなるか考えてみてください。
貴方は白の立場です。
下の「>>」を押すと解答でます。
これだと、白b6に打つ際、f6の白が邪魔石として作用し、
取った石がむき出しになってしまいますよね。
黒に辺確保させた後、白は即座に内側の中辺に打たないと行けないことが多く(大抵天王山の形になる)、
ここで即座に打てないのでは、相手の手数を増やしてしまうのでダメですね。
では、こんな場合はどうですか?
貴方は白の立場です。
下の「>>」を押すと解答でます。
これなら、黒に辺確保させた後の白b6は良い感じの手ですね。
なので問題なしです。
逆に打たれない様にしたい
冒頭の例題盤面をもっかい出すと…
こんな形でした。
左辺、黒はブロックのような形をしています。
初級者向けで紹介したブロック、これは4×2の配置でした。
この場合は付け手すると、隅を取られてしまうので手筋として成立しません。
このような3×2の形は「ミニブロック」と勝手に読んだりしてます。
ミニブロック形を作ると、本題のような攻撃を受ける可能性があるってことを把握しといてくださいね。
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