定石を変化させる

相手をハメよう!

兎定石虎定石牛定石猫・羊・ネズミ、他にて、色々定石紹介しましたが・・・
ここで挙げたのは、あくまでメジャーな進行のみですよ('-')ノ

実際には、定石の変化というものがあります。
つまり、メジャーな定石を打ち続けるのではなく、
どこかで故意に外す打ち方ですね。

メジャーな定石は、上級者だと大体知っているんですよ。
だから、あまり差を付けられない。
まあ不利にもならないけどね。

そこで、定石を外すことで、
相手の研究(=?暗記)範囲外にずらして勝負する方法です。

一例だけ出してみますと…
ノーカン定石の変化。

ここまでは分かるかと思います。
次黒番なのですが、当サイトの虎定石で紹介したのは…
e6:ノーカン最善型
e3変化型

この2つです。
でもこれ以外に、c6も候補だと思います。

次の白最善手は、e3なのですが・・・
これは先にゼブラで見てしまう前に、
黒c6に打つ時点で、ゼブラの評価値を消しておいた方が良い。

最善手を先に見てしまうと、どうしても、そこばかりに目が行きがちなのでね('-')ノ

まずは、ここで白どこに打ちそうかを、考えてみましょう。
c5とか普通に良さそうに見えますよね?

ここで白c5に打った場合。次の黒はどこが良い手かどうか?
ここまで考えてからゼブラの評価を用いると効果的です。
実際は黒e3が良い。白のe3好手よりも先着できるので…

このように考えると、黒c6の変化に対して
相手が研究済みならe3、未研究者だとc5も打つ可能性があると予想が立てれます。

あとはこの繰り返しで、何手も先までやって行く作業になります。
手数が進むほど、候補の枝分かれが増えてきて、見に付けるのが困難になります。

また、予想したところとは、全く違うところに打たれることも多々あります。
その時は、打たれた都度身に付けて行けばよろしい。

このように、自分なりに変化させ、その後を覚えて行く進行を
Bookと言ったりします。

実例
「ばっしぃのBookにハマってしまい、不利になった。」
(笑)

このような変化手まで、定石集として挙げる気は今のところありません。
定石の変化まで全て紹介しようと思うと、
流石に数が膨大過ぎるので、σ(・・)一人で出来るものではないです。
貴方自身でオリジナルのBookを作ってみてくださいね。

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