辺の形&作り方:ウイング
こんな形です('-')ノ
出現頻度を3段階、安全性を5段階で管理人的評価をしています。
出現頻度 ★★★
安全性 ★★☆☆☆
ウイングの形状
ウイングの作り方
ウイング作成後は次のような流れ
ブロックと並んで出現頻度が高いです。
危険度もやや高めの場合が多い。
ウイングの形状
ウイングは日本語で翼
形状が翼に似ていることから付けられた(ホントに似てるかなぁー?)
似てるかどうかは別にして、雰囲気で覚えていくと楽ですね。
辺の片方のAからもう一方のCまでの5マスが同色で連続する配置のことをウイングと言います。
中辺については、黒白混在する通常ウイング(単にウイングと言う)と、
辺と中辺が全て同色のピュアウイングがあります。
両者の辺やり取り(図1)であったり、
辺の確保数の拡大(図2)、穴ぼこウイング形のやりとり(図3)によって出来ます。
両者の辺やり取り
f1は白も打てる手なので、もしここに打たなければ、白に打たれてしまいます。
ウイングよりは安全なブロックにされ、しかも手数で損をしてしまいます。
なので黒はf1に付け手しました。
対する白もここで辺確保しないと、黒にb1と打たれては手損なので、g1と打つ。
こんな流れでウイングになりやすいです。
辺の確保数の拡大 (余裕手発射)
白ブロック形&余裕手打てる形が存在するときに、
この余裕手を打つことでウイングにもなります。
穴ぼこウイング形のやりとり
少し後で紹介するのですが
下辺のような形を穴ぼこウイング形と勝手に命名します(笑)
穴ぼこウイングを作る側(今回白)は作った時点で手数稼げますが、
黒e8のように間に付けられた場合はほぼ強制的にウイングにされてしまいます。
(白c8打たないと、黒にc8と潜られた後a8取られる。)
①隣接する中辺を見て打つ
ウイングは基本的にX打ちに弱いです(ウイング狙いX打ちも見てー)
ブロックを取った辺だけでは判断できません。隣接する辺によって変わってきます。
この上辺の白ウイングで見てみると…
こんな感じで黒にb1に潜られ、h1を取られてしまいます。
ウイングを作ると、このように自分が隅を取れるが、相手にも取られてしまう点が欠点。
両者1個ずつ隅を取ったので、ほぼ互角くらいに見えそうな気もしますが…
実際には黒は左上の3マス空き中2マス取り、更にh1を余裕手として温存することができる。
つまり相手のウイングに対しX攻撃を行い、相手が隅を取ってくれると、
X攻撃を行った側が手数を稼げるため有利になりやすいもんです。
「じゃあウイングは絶対作らない方が良い?」
σ(・・)「いえ、絶対ではないです。作った方が良いことも割とあります。」
例えばこんな局面を紹介。
この場合は、白a1ではなくb1に打てば、黒b1に潜れず、h1を取ることは出来ません。
先との違いは、b列の配置です。
詳しくはブロック狙いX打ち・微妙&失敗版で紹介しています。
この場合、白が左上を2手打つ上に隅まで取ってしまうので
黒の大敗になります。
また同時に白はウイングを作ってしまいましたが、そのリスクを全く負いませんでした。
こんな風に、辺の形はあくまでその形状だけで、
優劣を判断するものではないことがこの先たくさん出てきます。
ウイングは基本良くない形だけど、
絶対ではないってことを先に言いたかったので、ちとフライングしました(笑)
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