相手に中割りされつつ反撃する。
最後に自分が打ちやすい形にできればOK
中割りは好手であり、
同時に相手には極力打たせたくないものですが・・・
敢えて相手に中割りさせ、その後の盤面まで想定して、
こちらから何らかの有効な手で反撃する。
という手筋が実戦ではよく現れます。
実例で行きましょう。
黒番です。
3手読んでくださいね。
見たことある盤面だと思いませんか?

図1 黒番
これは、ネズミ定石ですね。
正解はd6→c4→e6です。

図1 黒番(再掲)
→

図2 黒d6 白f3消去
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図3 白c4 中割り
→

図4 黒e6 中割りで反撃
まず図1では、白f3、c4と、2箇所が中割りの手になっています。
ここで黒d6に打つことで、白f3の中割りは消せます。
すると白はもう一方の中割りである、c4に打つでしょう。
しかしこれで、黒e6が開放度的にも良い中割りの手になります。
(返したe4はf3がむき出しだけど、白はここに打てないし)
最初の黒d6ですが、c6でも白のf3を消せますね?
でも、その後黒e6打つ時を見ると、
d6に打っておいた方が良いことが分かると思います。
こんな感じに読みます。
最初は少し難しいですが、すぐに慣れると思います。
この例題だけで、中割りと消去を扱いました。
このように複数の手筋を考えることが重要です。
ちなみに図4、黒e6後、
次の白も考えたい方は考えてくださいね。
どの筋を使えば良いかが分かれば、正解は見えてきます('-')ノ
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