穴に打てなくする
相手のX打ち後、相手が穴に打つための種石を消す
初級者向け、双方C打ち形（4：1型）にて基本的な流れを紹介しました。
まずはX攻撃を行い、相手が隅を取ってきたら穴に潜るという打ち方ですね。
これで相手に隅は取られるけど、反対側の隅はこちらが余裕手として温存できる！
それの発展版です。
ここでは、相手にこのようなX打ちをされた場合の返し技を一つ紹介します。
まずは白が次のようにX打ちしてきました。
貴方は黒の立場です。
「＞＞」で1手進めてください。
正解はこの先です。
正解は
f2ですね。
分かる方には簡単なのですが…
白g7のあと、黒スグにh8と打つと…
このように白にf8に潜られてしまい、a8が白の余裕手になってしまいます。
ここで白f8に打つためには、c5の種石を必要としていることが分かるかと思います。
白g7のあと黒f2に先に打っておくことで、
c5の白種を消すことが出来ます。
これで白f8に打てなくなる。
更に、白はf8に打つための種石を再度作ることが出来ません。
これで黒はh8に打った後、f8も連打出来るし、白にa8を取られる心配がありません。
結果的に手数では2手分の差が生じ、
しかも白にa8取られない効果も大きいので、この差はかなりデカイです。
相手が双方C打ち形狙いX打ちをしてきた時は、
相手が穴に打てなくなるような手はないかどうか、探してみよう。
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