大会では不戦勝もあります。
対局時には
「○○さんと△△さんで対局してください。」
名前が次々呼ばれていくのですが･･･
「あれ、σ（・・）呼ばれなかったよ？」
なんてケースもあります。
単純に大会進行者が呼び忘れた場合もあるのですが、
大抵は不戦勝になります。
不安でしたら確認しましょう。教えてくれます。
不戦勝となるケースは次の通り。
- 大会参加者が奇数の場合。
- 対局相手が対局開始時に現れなかった時。
大きく分けるとこの2種ですが、さらに場合分けします。
参加者が奇数の場合、運営者も参加して、
偶数になるように出来るだけ調整はするみたいですが、
それでも奇数人数になることはあります。
1回戦と、2回戦以降での不戦勝は、石差の処理方法が違う場合があります。
1回戦での不戦勝は、
誰になるか分からないです。完全に運です。
なので、勝ちは勝ちなのですが、石差が16石勝ちになる場合があります。
1石勝ち、0石勝ちの場合もあります。
2回戦以降は、
基本的に前回終了時点で、一番成績が下の人が不戦勝になります。
プライドのためにも、これになるのは何としても避けたい！
しかもこちらは、1石勝ちとか、0石勝ちにしかならない場合が多い。
これらは大会によってまちまちである。
あと、不戦勝は文字通り”勝ち”なので、
例えば二段認定条件が5勝、大会結果が4勝＋1不戦勝でも、ちゃんと二段認定されます。
ただし、対局は行っていないので、大会レートは上がらないことが殆ど。
逆に不戦敗だと、結果は負けだが、レートは下がらないことが多いです。
この場合、貴方のやるべきことは、
自分の時計ボタンを押して、相手の持ち時間を減らします。
相手が席に戻ってきたら、一旦中断し、その持ち時間から対局開始します。
つまり20分待っても相手が来ない場合は、
相手の針落ち負け扱いになります。
また遅刻した方は、不戦敗を選択することも可能。
その場合は64石負けになります。
対局相手の勝者は16石勝ちとして記録します。
一回戦の遅刻に関しては、大会によってルールが変わってくるので、
各大会の要項を見た方が良いです。
所定の時間までに席に居なければ、即不戦敗の大会もあります。
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