オセロの勝敗は非常にシンプル。
石数の多い方が勝ち
ですよね。
なんだけど、初心者の多くは石を沢山取って負けます。
え?何言ってんの?
って思った方いるかも知れません。
ここでは、初心者の打ち方を大きく2つほど紹介します。
ちなみにこの2つの打ち方をしている限り勝つことができません←
考え方を修正して行こう!
きっと見違えるくらいに強くなる!
目次(もくじ)
初心者の打ち方1・序盤からたくさん取ってくる。
オセロは石を沢山取れば勝ち、というルールのままに、
最初から沢山石を取りまくる方。
絶対多いと思います。
でも実際は最初から取り過ぎると、高確率で負けます。
論ずるより実際の盤面で見た方が良いでしょう。
盤面下にある操作盤みたいなやつの「>>」を押すと進めていけます。
黒:やや打ち慣れた人 VS 白:初心者 です。
終局までコメント書くと何故かエラーになるので、続きはこちら。
ざっと20手目辺りから、白が次々と取って行くのが目立つと思います。
35手目くらいまでは黒無くなってしまうのではないか??
って思いますかね?
しかし、黒は無くなりません。
ほんの数石あれば、全滅することなんてありません。
黒35手目でg1と打つと、
白はg2しか打てなくなりました。
ここから終盤辺りを見ていると、
白は〇〇しか打てない。
と言う局面が何度も出てきていますね。
序盤からたくさん取りすぎると、終盤打てる場所がなくなる=相手に好き放題される
これは、白が序盤から石を沢山取ってしまったことで、終盤直前までは盤面は真っ白になります。
で、初心者の多くは序盤に石を沢山確保してしまえば、そのまま終盤も逃げ切れる。
と思ってしまいがちです。
しかし実際は、黒に打ちたいように打たれてしまい、終局間際では石数は逆転してしまいました。
オセロは全部で64個の石で埋め尽くされるけど、
終盤に一気に巻き返されると半分以上石を残せることは殆どありません。
と言うか、序盤から石を取り過ぎると、ほぼ確実に終盤で巻き返されます。
結果、負けます。
初心者の打ち方2・辺をやたらと取りたがる。
「序盤から沢山石を取る」
と言う特徴に加えて、辺が打てると認知した時はすかさず取る人も多いでしょう。
例えばこんなやつ。
今度は黒が初心者です。
辺をすかさず取るものとします。
こうすると、左辺側は黒がもう確保してしまいましたね。
このまま終局まで占拠し続ければ、石数が稼げる…
なんて感じで、辺を確保してしまうんだと思います。
では先ほどのやり取りが続き、黒が大量に石を確保した場合、
左の石はどうなってしまうのか見てみましょうか。
この34手目の白(a1に打ったやつ)によって、A列の石は真っ白になってしまいました。
どれだけ辺を確保しても、その先にある隅を相手に取られてしまうと、辺の石は簡単に取られてしまいます。
ちなみに、a8~a1までの白石のことは「確定石」と言ったりします。
厳密な確定石はもっと実力付いてからになりますが、自分が取った隅(角)から連続している石はもう変わることがありません。
もう一つ、辺を確保しすぎると、序盤から大量に取りがちになる。
では少し比較してみましょうか。
どちらも、黒がa5に打つものとします。
こちらは上の1、2行を黒が取っている場合。
こちらは上の1、2行を白が取っている場合。
違い分かりますかね??
上の方が、黒は沢山石を取ってしまいました。
これは1、2行を黒が確保してしまっているからですね。
一方下の方は1石だけで済みました。
今回はどちらもa5に打つと決めてしまいましたが、
実戦では辺を確保するとこのように、石を沢山取ってしまいがちになります。
石を沢山取ってしまうと、1つ目の項目と同じように、
終盤に自分の打てる場所が殆どなくなってしまい、相手に好き放題されて負ける運命になります。
序盤で全滅させるのは基本無理
序盤から多く取る人の理由としてもう一つあります。
それが、とにかく大量に相手の石を消し続けていけば、途中で相手の石はなくなてしまう。
と言う目的。
実際のところ、序盤から取りまくって相手を全滅させることは、殆どできません。
それどころか、自分の打てる場所が次第になくなり、指定打ち状態になって隅(角)を取られ、
一気に逆転(下手すりゃそのまま自分が全滅)されます。
では、序盤はどのように打てば良いのか?
勘の鋭い方はもう察しているかも知れません。
簡単に言えば逆のことをすれば良いんです(’-‘)ノ
つまり「序盤から沢山取る」の「逆」序盤は少なく取る。
をまずは意識してみよう。
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