step1初心者編のラスト項目になります。
ここまで紹介してきたのは主に、
おおよそこんな感じ。
全部大事な項目ですが、特に②③④を意識して打っていくと、
初心者相手には互角以上には戦えるはずです。
- 序盤から沢山取ってくる
- 中割りと言う手を知らない
ような相手でしたら、コチラは中割りを繰り返しているだけでも中盤辺りで追い詰められることも多いです。
ここで大事なのが、
中盤で出来るだけ追い詰めて、終盤どうやって勝ちゲーに持って行くか。
と言うところ。
この詰めの流れをオセロ界では「詰めオセロ」と言ったりします。
優勢から勝勢に持って行く手順ですね。
その手筋は色々なパターンがあり、とてもじゃないけど初心者レベルで全部網羅出来るものではないです。
そこで、ここでは最も基本的な相手の詰め手順をさくっと紹介します。
現時点では、「へぇーそんなふうに詰めていけるんやー」くらいに緩ーく目を通してもらえれば大丈夫。
詳しくはstep2初級者向け以降で順次紹介していきます。
実際に初心者相手に安定して勝てるようになるのは、このステップの項目を身に付けた辺りからです。
辺を取って誘導
白が初心者で、序盤から大量に石を取るタイプだとしましょう。
黒はできるだけ少なく取り、中割りも利用して打って行きます。
途中で、盤面横にコメントが出てくるので、ゆっくり進めて行き、
注意すべき場所を見ていくと良いかも知れません。
初心者と打つと割と多い打ち方であり、
中割りと辺の打ち方が分かれば比較的簡単に相手を詰めることが出来る流れです。
辺に打ち、相手にその隣にしか打たせないなど、打てる場所を制限して行き、
そのままX打ちまで引きずらせるように打って行けばOKまる。
相手が確保した辺に対し、1マス空けて打つ。
まずは結果から説明した方が早い気がするので、結果から。
こんな局面。
黒が白を追い詰めました。
あるいは、白もう一つ打ち方があります。
白はどちらに打ってもX打ちせざるを得なくなり、黒は簡単に隅(角)が取れます。
この打ち方の条件としては…
相手が辺に、A-B打ちと2マス取っており、内側の中辺に3マス取った形。
赤枠で囲ったような形です。
初心者の辺の取り方を見ていると、比較的よくできる形でもあります。
これとよく似た形もあります。
さっきと何が違うかと言えば、辺を確保している石数ですね。
1マス拡大版になりますが、これも同様の打ち方で追い詰めることができます。
相手が確保した長方形型の隣に打つ→取られる→内に打つ
良く似てますが、こんな形。
(石数の都合で左側にも1個追加しています)
赤枠のように、長方形のような取り方をしているケースです。
これも初心者の辺の取り方でよくあるパターンです。
これは、ちょっとした打ち回しがありまして…
こんな流れで相手を追い詰めたりもできます。
ちなみに、ここでは簡単にだけ言いますが、f2に石が既に置かれている必要があります。
もし置かれていないと、黒がg3と潜るようにして打った手に対して、f2が打ててしまいます。
↑の盤面を再生しながら見ると分かるかも知れません。
ざっくり紹介させていただきました。
初心者の辺の打ち方だと↑のような形になることが割と多く、
序盤~中盤を中割りなどで追い込んで行けば、このような形になることが少なくありません。
あとは辺のやり取りで相手をX打ちへ誘導出来れば、隅(角)を取って安全に勝てることが多いです。
冒頭の通り、この詰め方はほんの一例であり、
他にも色々と追い詰められる手順が存在します。
是非、実力を上げて色々マスターしておくと良いでしょう。
オセロが楽しくなる!(と思うよ。)
次はstep1の終わりです。
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