定石の流れだけサクッと知りたい方は、こちらで見れます。
ちなみに「Ver2」というのは当方で勝手につけましたので、一般にはまかり通っていません(笑)
棋譜:
f5d6c5f4e3c6d3f6e6d7g3c4b4b3b6c3b5g4
黒b6の後はb5が狙えますが、
白最善で受けてきたり、b5を取られるケースもあります。
Sローズ 15-b6型(爲則ローズVer2)の流れ
前回紹介したのは「Sローズ・13-b4最善型(=爲則ローズ)」
黒が序盤からC打ちをする流れであり、かなり抵抗があるかもしれません。
そこで黒、変化手があります。
今回はここで「B」に打ちます。
評価値で言うとAは-4、Bは-2なのでややコチラが良い。
- 「A」パターン⇨ Sローズ・13-b4最善型(=爲則ローズ)
- 「C」パターン⇨ Sローズ 15-g5型(爲則ローズVer3)
一つずらして打つ。
これも悪くない変化で、次の黒b5が好手となりますね。
白16手目は大体3択、⇧は最善手(?)を書きましたが、他の候補も見てみると…
白16手目、黒が打ちたいb5を取られることがあります。
白に先着された場合は、黒a5が良さそう。
放置すると白a6が1手得なため、黒が先に打っておく。
これだと白a6もa4も良い手ではなくなるため、黒の辺取りは効果的と言えます。
白a3という手もある
白a6で辺に打つことができるけど、そうすると白から撃てない3マス空きになるため、白視点での形は良くない。
なので実質左側は白壁になっており、黒は手を出さなくても良さそう。
ということでg5が良いかなぁ~という考えです。
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