オセロでは二度と返らない石(=確定石)を作ろう。数え方も教えるよ。

隅(角)を狙おうでも軽く紹介したのですが、
隅を取ると、そこから連続した貴方の石は二度と変わらない。
これを確定石と言います。

確定石を正確に数えるのは少し難しい。
ある程度レベルが上がってからになります。
現時点では、隅から同色で連続している辺の石回りだけでもを覚えれば十分です。

 

確定石の数え方(隅から連続してい辺)

相手がX打ちをしたところに対し、隅(角)を取ります。
前項目の隅(角)を狙おうにて紹介した局面と似たやつ(笑)です。

ここで確定石を考えてみよう。

一番簡単に数えられるのは、取った隅(角)から自分の石が連続している辺上の石。

上の白a8着手後で言えば、

オセロでは二度と返らない石(=確定石)を作ろう。数え方も教えるよ。

赤枠で囲んだa2~a8は白で連続していますね。
これが確定石です。

で、この局面ですが、
黒はパスになり、白続けてh8も打てそうですね。

と打てます。

これの確定石を見ると…

オセロでは二度と返らない石(=確定石)を作ろう。数え方も教えるよ。

この赤枠部分が確定石になります。

ちなみに、b7は青枠で書いていますが、これも確定石です。
これは少し下で紹介しますね。

確定石の数え方(辺を確定させたらその内側の辺も)

隅(角)を取り、そこから辺に対して連続で取るようにすれば、
それは確定石になると説明しました。

この確定石ですが、さらに領域を拡大することもできます。

例えばこれ。
先ほどの続きです。

と打って行けます。

ここで7行目が白一色になりました。
これももう返ることのない確定石になります。

オセロでは二度と返らない石(=確定石)を作ろう。数え方も教えるよ。

赤枠部分が確定石ですね。

これを更に広げていくと…

オセロでは二度と返らない石(=確定石)を作ろう。数え方も教えるよ。

この赤枠は全て確定石となります。

考え方としては隅(角)から2辺を連続して自分のモノにした場合、
長く取っている側(上の図ではa8→a2)から、階段を降りるように囲って行くと分かりやすいかも知れません。
a2→b3→c4→d4って感じですね。

逆に赤枠で囲っていない、c3、d3、d4は確定石ではありません。

これは囲った範囲内が全て自分の色になっている場合です。
この中に1石でも相手の石があれば、確定石となる石は減ります。

次で紹介しますね。

1個でも相手の色があれば確定石ではない。

こんな例を見てみよう。

オセロでは二度と返らない石(=確定石)を作ろう。数え方も教えるよ。

これの白の確定石は、赤枠で囲った部分です。
a7に黒が1個入るだけで、これだけ少なくなります。
特に青枠で囲んだa3~a6はa7に黒が1個入るだけで確定石ではなくなります。

ちなみに、この先の流れとして…

もし白が初心者でしたら、
黒b2に対して、白a1と隅(角)を取ると思います。(思いますw)
すると黒はa2に入り込むことで、a列に石を残すことになりました。

これが終盤右側を埋めて行く時に、割と強力な石となったりします。(ほぼ互角くらい)

このように相手の石が少し混じるだけで確定石とは言えなくなることもあるので、一応注意しといてください。
この流れに関しては、step2 初級者編で詳しく紹介します。
隅(角)を取ることが、得にならない例の一つでもあります。

確定石を増やせば、勝利へ繋がる。

当然かもしれませんが、
確定石を増やせばそれだけ勝ちに近づきます。

終局時までに33個確定石を作ることが出来れば、その時点で(針落ちなどしない限り)石数では勝ちが決まります。

とりあえず現状では、

隅(角)を取り、そこから辺に向けて貴方の石が連続で取れている部分は確定石になり、
隅(角)を取れたらそこから確定石を増やすような意識をする。

とだけでも覚えておけば大丈夫でしょう。

 

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