定石の流れだけサクッと知りたい方は、こちらで見れます。
棋譜:
f5d6c5f4e3c6d3f6e6d7g4c4g5c3f7d2e7f2c8f3c7d8e8g3
Sローズのローテーション型と同じく、引っ張るor中割りしつつ、回転するように打つのが特徴。
アドリブでも打てそうな進行なので、定石入門にも丁度いいかもしれません。
途中いくつか変化手があるため、軽く触れていきます。
フラットローズ定石・13-g5 ローテーション型の流れ
着手理由を付け加えましたが、1石返しや中割り、引っ張りなど、深い読みを行わなくても直感で分かりやすいのです。
ありそうな変化手は…
ジーローズ
ここのb4も中割りのような手であり、ローズ系の進行では黒がよく打つ場所。
Fローズからも、ここでよく打たれます。
一応、変化名はジーローズと言うらしい。リンク先で紹介しています。
17手目でc1、飛び出し気味に辺に打つ。
その後の候補を最善っぽいものだけ書きました。
比較的打ちやすいローズ定石とは打って変わり、中割りも含めたゴチャゴチャな局面になりがち。
研究されていないと読み合いに持ち込みやすい。
ちなみに定石名は…うえのんさんのブログで初めて知りましたが「地獄フラットローズ」というみたい。
白が16手目でg6と打った場合は?
白g6に対しては、黒迷わずe7で大丈夫。
こうしておくことで、白のh5に対してh4で対応できますね。
(黒e7以外に打つと、白h5に対して黒h4に打てず、右辺で白に1手得される)
その後の白はいくつか候補がありますが黒はc8、c7辺りで手数取れます。
上記盤面では白f8に打った場合。
この時は黒c8のような2マス空けて付けるのは良くないです(2手先まで考えてみてください)
h6で白のe8を消すのが良さそう。
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