定石の流れだけサクッと知りたい方は、こちらで見れます。
棋譜:
f5d6c5f4e3c6d3f6e6d7g4c4g5c3b4b3b5a5a4a3b6a6
フラットローズ進行から、黒15手目で横に割るb4に打つ筋。
「Sローズ 15-g5型(爲則ローズVer3)」と非常に似た形になるパターンもある(1路異なる)
この黒変化まで、白からの変化があまりない。
よって黒から仕掛けやすい。
フラットローズ定石・15-b4 ジーローズの流れ
中割りから始まり、次第に辺の打ち合いとなる形。
実はこの進行「Sローズ 15-g5型(爲則ローズVer3)」と非常に似た形になります。
シャープローズの場合黒g3に打つため、ここの一路違いなだけで他は全く同じ。
同じような打ち方で大方大丈夫なので、セットで身につけると楽ですね。
他にありそうな変化手は…
【※1】黒ジーローズ選択後、白16手目でe2
冒頭の頻出形を避けようとする白が、変化させてくるパターン①
白e2とすれば次にg6を狙いやすく、白から仕掛けやすい変化に見えますね。
【※1】ちなみに黒f3のあと、白g6は妨害されにくいため直ぐに打たなくても良いです。(争点ではないため)
d2の方が良い。ここは黒も無難な手=争点なので先に打つことを検討したい。
この方が白視点ではいい感じになります。
【※2】18手目の白、e2で中割りする
↑の変化と近い形。
白b3→黒b5を挟んでから、白e2に打つ形。
これの白の狙いはg6
白e2に打つと、
白はg6を狙う、黒は白のg6を消去するような流れで打てば、それが最善な流れなので比較的分かりやすいです。
22手目くらいでg6を取れる状態になるからか、白若干優勢。
個人的に白オススメな変化と見ています。
【※3】18手目の白、a4に付け手する
【※1】次の黒がa6と打ったときに、a5に入れないと、
白はa2に打たないと大きく手損してしまう。
そのためにd2と打ちました。ここが1方向返し。
d2の白のおかげで白は次にa5が打てるため、黒に左辺打ちをせまることになります。
【※4】白、左辺をブロックにせず、c7に打つ
この進行もジーローズからの進行で頻度がやや高いです。
壁を作るように打つ手で、第一感だと悪手っぽく見える手が最善なので(そもそも中割りのような手がない)、頭に入れておくほうが良いです。
コメント