相手が辺に打ってきた場合、
この3パターンを紹介してきました。
しかし、相手が辺に打ってきても、
自分はそこに触れない、と言う選択肢もあります。
相手の辺打ちを放置して良いようなパターン
相手が辺にそれ以上打てない。
ここで右辺を見ると、黒はもう打つ場所がないですね。
一方左辺側は、上方が白、下方が黒と両方存在する形です。
この場合、黒が打てない右辺はそのままにしておき、左辺に打っていけば良いでしょう。
左辺では白b4、b5、b6辺りに打てます。
(b7、b8は相手に隅を献上するだけなので論外ね。)
石が縦に真っ直ぐ並んでいる形なので、
- 返す方向が少ない。
- 自分の着手に対して、相手に中割りなどされない
そういう手を探していけば良いでしょう。
分かりやすい手はb5でしょうか。
これで左辺はまだ打ち合いになります。
打てる場所が無くなっても、その時に右辺に打って手数を稼げば何とかなります。
相手がまだ辺に打てるけど、悪手
例えばこんな流れです。
黒が辺に手を出します。
黒がa6→a5と連続で辺に打ってきました。
が、a5の方は悪手です。
ここに黒が打ったことによって、白にはb3と言う、きれいな中割りの手が出来ました。
この場合、黒a4を打つ前に妨害しなくても良さそうです。
統計的に見ると、放置して良いケースはやや少なめ。
管理人がこれまで打ってきた中では、
相手が辺に打った場合は、割と高めの確率で、
- 同じ辺
- もしくは同じ辺の中辺(一つ内側)
に打つことが多いかなぁ。
7割くらいは同じ箇所に打つような気がします。
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