相手の辺打ちに対して
と色々な対応手段を紹介してきました。
上の手筋は全て辺に打つものですね。
(相手の辺に対して、こちらも辺に打つ)
ここではもう一つ、
相手の辺打ちに対して、中辺に反撃する手筋を紹介します。
わりと頻度が高いので、是非知っておいてくださいね。
目次(もくじ)
オセロの中辺とはどこ?
念のため確認しておきますね。
これね。
中央の4×4の16マスのボックスより、各辺一つ外側のことです。
画像で言うと…黄色部分ですね。
「ここに打つと相手に辺を取られてしまうから打たない方が良いよ?」
と言う知識を持っているみたいですが、
当Chapterで紹介している通り、辺はむしろ相手に確保させるくらいで良いので(大事なのは手数を稼ぐこと)、
中辺に打つこと自体が悪手と言うことはありません。
今回は、相手が辺に打った場合に、この中辺に反撃していく打ち方になります。
中辺で対応する
例えばこんな局面です。
貴方は白の立場です。
黒がe1と辺に打ちました。
この手によって、白は元々打てなかったf2に打てるようになりました。
しかもf2自体が左下のe3だけを返すきれいな中割りであり、とても良い手です。
相手返した石の周囲をチェックしよう
今回相手が辺に打ちましたが、この時に中辺の空きマスがあれば、
そこに良い手が無いかどうかをチェックしたいですね。
黒e1に打ち、返した石がe2、e3、e4(赤枠部分)ですね。
その周囲(黄枠部分)に白良い手が無いかどうかです。
今回はf2が空きマスであり、しかも中割りとなる絶好の場所でした。
ちなみに、この白f2を放置するとどうなるか?
この黒f2は、黒も打つことが出来ます。
しかも中割りの良い手だったりする。
つまりここは白が先に抑えてしまいたい場所でもありますね。
詳しくは中級編で「天王山を取る」なんてワロスなネーミングの手筋があるんですが、そこで紹介します。
相手が斜めに返した時も同じ
上の例では、相手が縦方向に返した時でしたが、
斜め方向でも同じです。
白f8によって返した石は、e7、d6の2石です。
このうちd6の方がむき出しになっているのが分かるかと思います。
ここが黒にとっては中割りの好手になります。
ぜひ打ちたいものです。
このように、相手が辺に打った場合、同じ辺上に反撃する
- 付け手
- 1マス空き付け手
- 2マス空き付け手
の他に、中辺に好手が出現する場合もあるので、何度も打って慣れていこう。
これで、相手が辺に打ってきた場合に、同じ辺に打って反撃する「付け手」「1マス空き付け手」「2マス空き付け手」
および、中辺に打って反撃するパターンを紹介してきました。
では、どこに打ってもパットしない。若しくは打つ必要がない場合はどうしましょうか?
次の「放置する」と言う項目で紹介します。
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