Sローズ・13-g5 ローテーション型【オセロ定石】

定石の流れだけサクッと知りたい方は、こちらで見れます。

棋譜:
f5d6c5f4e3c6d3f6e6d7g3c4g5c3f7g6e7e2c8f2c7f3b6


こちらも「ローテーション型」という名前の通り、グルグル回るように打ち合う進行が多いです。

上記進行の変化として、白16-d2もありコチラは次善受けですが、やっぱりグルグル回るローテーション型。

双方覚えやすく、定石初心者にもオススメかも知れません。

Sローズ・13-g5 ローテーション型の流れ


黒13手目でg5(=④)に打つのがSローズ・13-g5ローテーション型。

両者最善を打ち合うとこうなります。


着手理由を書いてみましたが、自分にとって好手をうち続けると、それが好手になるイメージ。
一度打てば何となーく覚えられるかもしれません。

途中でよくある変化手を2つ挙げました。併せて見てみましょう。

黒15手目で引っ張らず中割りする(=b4)


この進行を見て、気付いた方もいると思います。上下で比較してみてください。


Sローズ 15-g5型(爲則ローズVer3)
コチラとまったく同じになりましたね。

13~16手目の打つ箇所が異なるものの、21手目黒b6以後はまったく同じ形になります。

このような途中の進行が変わっても、同じ盤面にたどり着くことを「合流」といい(単純ですねw)
一括りにできるため、覚えやすい利点があります。

オセロの定石にはいくつか「合流」する手筋があります。

16手目で白d2に打つ場合もある

で、実はこの変化は黒持ちの場合、少し注意したいです。


もし黒19手目でc8とすると…


黒13手目でg6に打った場合は…


黒の配置が1個違うだけで大分優劣が動くので、少し紹介してみました。

実は私が生の大会で昔やらかしたモノでもあります(笑)

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