Sローズ・13-g6 ローテーション型【オセロ定石】

定石の流れだけサクッと知りたい方は、こちらで見れます。

棋譜:
f5d6c5f4e3c6d3f6e6d7g3c4g6c3f7d2e7f2c8f3c7h3b6g4b5


ローテーションを和訳すると「回転」
お互い相手石の端っこをチマチマ引っ張る、その打ち方が回転しているように見えるので、こんな命名なのかもしれない。(ねずみ花火にも近い🐁)

ちなみにこの進行ですが…
フラットローズ定石の方でも似たような進行がある。
オセロソフト「WZebra」では「Rotating Flat」というみたい。(何故か「Rotating Sharp」はない)

「ローテーティング」って呼びにくいので、ローテーション型と勝手に命名したのは、たぶん私です(笑)
これもオセロ●エストさんで採用されているので、そのままにしておきましょう。

 

Sローズ・13-g6 ローテーション型の流れ


黒13手目でg6(=③)に打つのが、g6ローテーション型。

分かりやすい中割りなのは「②兜割り型」でしょうか?

黒13‐g6は、次の白g5を打てるようにするため、一見悪手に見えます。
が、そんなことなはく、有名&分かりやすい進行としてネットや大会でもよく打たれます。

少し説明文を補足しながら追ってみましょう。


黒13‐g6が良いと言われるのは、この手によってf7、e7への好手が作れるからでしょう。
白にg5の手を与えてでも、相対的に黒手数増、と言うことで好手になるんだと思います。

白g5に打ってきた場合は?

黒13‐g6によって白g5が打てるようになり、ここは白次善手。
普通に打ってくることがあります。


ローテーション型とは打って変わって、中割り合戦みたいな進行ですね。

コチラもそこそこ打たれるので覚えておきましょ!

で、白14-g5ですが…

ここを黒が先に押さえる進行もあります。
次で紹介する「Sローズ・13-g5 ローテーション型」になります。

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