オセロ大会の探し方と参加表明の続編になります~。
ここでは大会当日の流れ。
対局そのものは次で紹介することにして、ここでは【受付~対局(全5~7回戦)~終了】までのタイムスケジュールをざっくり紹介します。
けっこう長くなったので、記事を4分割しています。ここは2つ目ですね。
大会TOPでも分けましたが…こんな感じ。
- ①大会探し~参加表明
- ②大会当日の大まかな流れ(当記事で紹介)
- ③対局の流れ
- ④対局中の細かいルール
図で示すと大会の流れはこんな感じです。
この記事では、当日の注意点、対局カードの記入方法、簡単なマナーをメインで紹介します。
項目は多く見えますが、読んでみれば「まあ、そうですよね!」と感じるものが殆どなので、ざっくり目を通してくださいね。
目次(もくじ)
当日の持ち物
- 参加費
- 筆記用具
- オセロ連盟会員カード(持ってる人は)
- 昼食
たぶんこれくらいです。
最低限、参加費があれば何とかなります。
筆記用具は後述する対局カードへ記入する時に使います。
オセロ連盟会員カードは、大会によっては参加費が割引になることがあるので、会員登録した人は持参しよう。
一応日本オセロ連盟会員は段級位に関係なく、原則だれでも入会できます。
会場によっては、近所にコンビニもスーパーもないことがあるので、昼食を持参したほうが良いこともあります。
昼休みは約40~50分くらい。
会場によっては近所に食事手段がないこともあるので、事前に買っておく方が良いかも?
少し早めに到着しよう
オセロの大会の流れは…
という流れで受付時間が約30分くらいあります。
要領が分かってるなら大丈夫なのですが、初めての場合はルールも確認したいし、対局カードの記入も慣れないでしょうから、余裕を持って早めに到着するほうが良いです。
遅刻するとどうなる?
よくあるケースは、
- 電車が何等かの事情で止まる
- 車が混雑している
- 会場が分からず迷う
このあたり。
電車の人身事故等で長時間止まった場合は仕方がないですが…
対局開始までに受付できなかった場合、1回戦は不戦敗が一般的
石差に関しては、
- 不戦敗側が64石負け
- 対戦相手は不戦勝になるが、こちらは16石勝ち
となることが多い模様。
対局はしていないため連盟レートは基本変動しません。
1回戦から遅れ参加にしてもらえることも!
大会によっては、遅れ参加にしてもらえることもあります。
ただし損します。
ざっくり言うと、貴方が遅刻した時間だけ持ち時間が減るようなものです。
5分遅刻すれば、残り時間15分で打ち切らないといけなくなります。
また、色選択or引き分け勝ちの権利は相手が選べるので、その点でも損をしますね。
遅刻による参加が認められる場合でも、貴方が不戦敗を選ぶことも可能です。
(持ち時間わずかで負けるくらいなら、最初から負けも選択できる)
どちらにせよ遅刻して有利になる要素は皆無なので、余裕をもって会場に到着しておきたいですね。
到着したら、それ以後の対戦は普通にできる。
遅刻=失格とはならないことが多いです。
例えば1回戦が不戦敗になったが、2回戦には間に合ったとしましょう。
よくあるスイス式ルールの場合、0勝1敗の状態で2回戦から普通にできます。
できれば、主催に連絡しておきたい
主催側の気持ちも考えてあげてくださいね。
参加者から連絡がなく来ないと心配になります。
連絡したことで、大会としてのペナルティは変わらないが、やっぱり持たれる印象が変わってきます。
人間だもの当然だよね。
連絡なしの無断キャンセルは、当然だけど辞めようね。
悪質な場合だと、ブラックリストとなって今後の参加を断られるかも知れません。
大会史上、そんな処分になった人がいるか知らないけどね。
受付を行う。状況に応じて準備に協力しよう
会場に着いて受付が始まっているなら、最初に受付を済ませよう。
主催の元へ行き、参加費を支払います。
事前に参加表明をしている場合は名前を告げよう。
ここで対局カードという用紙を受け取るので、記入して提出します。
対局カードの記入方法は、すぐこの後で説明します。
状況に応じて準備に協力しよう
早く着いて主催の方が準備中ならば、手伝う方が良い(よね?)。
協力して嫌われるはずがない!
主に机や椅子を並べておけば大丈夫。
どう配置するかは主催の方に聞こう。
余裕があるならオセロ板も箱から出して机に置いておこう。
机上に出すものは、
- オセロ板
- 石の入った黒い箱
- 対局時計
こんな感じに配置すればOK。
対局時計の設定まではしなくて良いしょう。この辺は主催がやってくれます。
対局カードの記入方法
受付を済ませると、主催から対局カードを貰えます。
記入はボールペンでも鉛筆でもOKです。
(事前に参加表明済みなら、記載済みになっていて対局開始までカードを受け取らないこともあります)
近畿の大会の様式。関東はもっと小さい名刺サイズくらいのこともある。
左上の受付No.は貴方の番号になります。特に記入する必要はないです。
(既に記入されている場合もあります。)
記入する箇所は、
- 大会名(最近は既に記入されていることもある)
- ID:連盟会員のみ
- 日付
- 氏名(フルネームで書くこと)
- 段級位
大体こんなもん。
用紙の下半分、対局結果部分は今は記入しないように。対局が始まってから記入していきます。
上半分の記入が終わったら、受付に提出しよう。
あとは開始まで自由に過ごしてください。
- ぼーっとしても良いし、雑談しても良い
- 誰かとオセロ板使って対局してもOK、一人打ちもOK(大会説明までには片付けるように)
- 対局開始までは携帯アプリなどのオセロソフトで定石の再確認等行っても大丈夫
対局開始までにやっておくべきこと
受付が済んでから対局開始までに、したほうが良いことをいくつか挙げておきます。
挨拶する
大会はネットオセロとは違い、会う人は生身の人間です。
目が合ったらポケモンバトル挨拶するのは常識ですね。
初参加だと知らない人ばかりで緊張すると思うけど、最初に挨拶するだけで大分気軽に話せるようになるよ?
「オセロの大会でるような人=性格大丈夫?」って思うかもしれませんが、話してみると普通な人がほとんどです。
偏見は捨てましょうね❤
携帯はマナーモードに
地方の大会では、着信音が鳴る=即負けになることは流石にないですが、対局中は静かになるので、周りに迷惑かけます。
音が鳴らないように電源を切るか、マナーモードにしておこう。
しつこい場合は注意を受けますんで。
ちなみに全国規模の大会では不正行為と見なされて、即負けになります。
手洗いを済ませておく
対局中でも手洗いに行くことは一応可能ですが、貴方が不利になります。
なぜなら、手洗い中でも中断は認められず、あなたの番になったら持ち時間が減るからです。
大会のスケジュールは結構つまっていて、対局と対局の合間は休憩時間が10分程度しかありません。
お互いが持ち時間20分を一杯まで使った場合、休憩時間に石の片付けや勝敗の記録、用紙の提出作業が食い込むことがあります。
そうなると休憩時間は5分も取れないこともあります。
この空き時間に自己反省会もしたいもので…
このような理由から、対局開始前に手洗いは済ませておくほうが良いです。
2回戦か、3回戦の終わりあたりで40~50分くらいの昼休みがあるので、ここでも済ませておこう。
対局開始
定刻になれば対局開始です。
主催からあなたの名前が呼ばれ、テーブルに対局カードが置かれます。
そこへ着席して相手を待ちましょう。
お互いが揃ったら対局カードに必要事項を書きます。
(別途記載)
全部で5~7回戦、1試合40分あるんで3~5時間と長丁場ですが頑張りましょう。
対局そのものの流れやルールについては、次の項目で紹介します。
これだけ知っていれば大丈夫!オセロ対局のルール
対局終了、結果発表
全部で5~7回戦、全て終了すると主催が集計したのち結果発表に移ります。
そのまま部屋に残っていればOK。
上位者は表彰されたのち、片付け作業に入ります。
片付けして終わり→二次会はいいぞ!
主に石や盤面、時計の収納と机や椅子の片付けになります。
他の慣れた方を真似して動けば大体大丈夫。
できるだけ積極的に片付けに参加しよう。
これで大会自体は終了です。お疲れさまでした。
解散になりますが、メンバーによっては反省会、もとい食事などの二次会に行く人がいます。
強制は全くしませんが、参加者と仲良くなりたいならば、一緒に付いて行くのも良いでしょう。
オセロの話がメインになるので、会話には参加しやすいと思いますよ。
ここまでが大会当日の流れになります。
次は対局そのものの流れやルールを見ていきましょう。
ここは2つに分けました。
↓一般的なルール。こちらを知っておけば一先ず安心。
↓↓対局中にあまり起こらないけどルールとして決められている内容。
前者の方が大事ですね。
後者は分からなければ、主催を呼べば何とかしてくれます。
コメント