相手が先に辺に打ってきた場合の、コチラの対応を前Chapterで紹介しました。
こんな感じですね。
簡単に言えば、当Chapterでは、立場が逆転します。
つまりコチラの辺先手打ちに対して相手は「付け手」「1マス空き付け手」「2マス空き付け手」等で反撃してくるのですが、
容易に対応できるかどうかを検討する力を身に着けよう。
また、辺については
- 初心者のようにガンガン取りまくってはダメだし、
- 逆に絶対取らないと言う考えもダメです。
打って得できる時や、打たないと一気に不利になりそうな場合は取るべきです。
目次(もくじ)
何方向の石を返すか?
これは出来るだけ1方向だけ返す方が良いです。
複数の方向を返すと、それだけで自分の石数が増え、相手の打てる箇所が増えるので、
付け手、1マス空き付け手をされやすくなってしまいます。
コチラの「辺の一方向返し」で詳しく述べます。
相手に「付け手」されても容易に辺を取ることができるか?
で紹介したように、付け手にも良い打ち方、悪い打ち方があります。
相手に付け手され、コチラが辺確保をするにしても、
その手によって相手の手数をほぼ増やさないようなら、辺確保自体はそれほど悪くないことも多いです。
逆に辺確保が大量取りになったり、相手の打てる箇所数を増やしてしまう場合は、
相手の付け手は「”良い”付け手」であり、コチラの辺先手打ちが良くなかったことになります。
付け手された場合、容易に辺を確保できるかどうかが大事です。
相手に「付け手」されないケースだと好手になりやすい。
相手に付け手されても容易に辺確保できるorできない、ではなく、
そもそも相手に付け手と言う着手ができないケースもあります。
相手が中辺をきれいに取っている時に起こり得ることが有ります。
こちらは相手に付け手をされないケース。
この場合は無償で辺に1手打てることが多く、良い手になりやすいです。
相手の「付け手」に対して、「切り返し」が出来るかどうか?
相手が付け手をしてきた時に、
容易に辺を確保できるかどうかで辺先手打ちの良し悪し判断をしていくのですが、
辺を確保するのではなく「切り返し」によって逆に相手に辺確保を迫る手が出来る場合があります。
切り返し自体は、全Chapterで紹介しています。
切り返し自体は良い手であることが多いので、これが出来る時も辺先手打ちが良い手になりやすいです。
「置き打ち」は出来ないか?
辺に先手を打つ際に、辺に垂直方向の石配置を見てみよう。
■画像を追加
相手の色で連続している時は「置き打ち」が出来ることがあります。
置き打ちに対して相手が付け手を行うと、コチラが辺確保した時に余裕手が出来やすいのでオススメと言われます。
初級レベルで、自分から辺に手を出す際に、知っておきたいのは大体こんなもんです。
コメント